NEWS|2007年7月13日

秋冬のイメージⅳ


今回は秋冬のニットについて。去年までの流れでいうとニットはそんなに必要とされていなかった気がします。monclerやDUVETICAといったダウンジャケットが主流で、インナーはライトなスウェットかコットン混紡のライトニット、もしくはハイゲージのニット。
今年はウール系のコートを打ち出す当店では(ダッフルコートやミドル丈のコート)どうしてもニットは必要なアイテムです。柄としてはハウンドトゥースやアーガイル、ストライプから色切り替え物、もちろん無地も。ローゲージのざっくりとしたニットからニットカーディガン、そしてハイゲージ。これらをうまくコーディネートの主役としたスタイルを提案したいと思います。やはりお勧めはNORIKOIKEのニットシリーズですね。素材感シルエット抜群で、モヘアやカシミヤを使ったシリーズも有りかなり良い。価格は¥20000~¥40000位。秋冬も個人的にお世話になります。pyjama clothingのニット、去年も好評だったATHENA DESIGNSのフード付きのカーディガン、その他インポート物と国内ブランドから。秋口はシャツ。少し肌寒くなったらその上にニット。その先は又後日。

NEWS|2007年7月11日

秋冬のスタイルⅢ


今日はトップスのお話。秋口はなんといってもシャツが主役となります。今回は各ブランドから様々なシャツを集めて見ました。基本的にはワークテイストなシャツはやってなくて、さらりと綺麗に着れるシャツを中心にセレクトしてます。なんと「BARBA」までセレクトしました。「BARBA」は10年前くらいに初めてボタンダウンを購入しました。初めてのイタリアシャツで、かなり大人な気分を味わった記憶があります。


そういえば良くそれにジョンスメのカーディガンを着てたな~。今でも現役でさすがにカフス部分は少しよれてきたけどその他はピンピンです。120双くらいあるんかな~。生地の打ち込みがほんとにすばらしい。当時で¥17000位。今期は¥29000.。。高いといえば高い。。。
けど自分のそれが10年でも飽きず、状態もよければそれはけして高くないですよね。結局飽きなんですよね。服って。どんだけ気に入っていてもずっと着てたら新鮮さが無くなる。でも又1年2年経って着てみるとやっぱり良い。自分が今まで購入してきたアイテムで今でも1軍なアイテムを見て見ると、デザインがミニマムでそれでいて存在感があったりする物。
シャツは白シャツが良い例です。むしょうに着たくなる時があります。シンプルな物だからこそ、生地や襟型、シルエット、ディティールが自分の好みであれば少々高くても押さえておきたい1品です。しばらく着て着なくなっても、絶対又むしょうに着たくなりますから。
今年は久々にマッキンのゴム引きを引っ張り出して着てみます。
スリムでは無くレギュラーですが。。。。
それと1枚目の画像はあくまでイメージですので、初めてこのブログを見た方、当店はがちがちのクラシコ、もしくはトラッドのお店ではありませんので。。。。

NEWS|2007年7月10日

秋冬のイメージⅡ


今回は2007年秋冬のボトムのイメージ。中心となるのはウールのパンツで、やや細身は丈短めでW幅、ストレートタイプは長めで適当に裾を一折する感じ。

ウィンドペーンやハウンドトゥース、グレンチェック等の柄物がイメージ。もちろん無地も用意してます。無地の場合はトップスにそれらの柄を持ってくる。で、足はマウンテンブーツやチャッカーという合わせです。コットンパンツはストレートな物が多くてどれも綺麗目。展開は老舗パンツファクトリーからインポート、ドメス、そして今回はオリジナルでもパンツ創りに挑戦します。かなり良い物が作れそうです!!

画像は絵本アイビーボーイというイラストレーターの穂積和夫さんがアイビーとはなんぞやという事をそれぞれのシチュエーション毎に半ば決めつけで書かれています。素材、柄、アイテム、小物、車、等々。。。

ファッションの基本をシステマチックにわかりやすく書いていらっしゃいます。
僕自身のあやふやなアイビーに対する知識をもう一度勉強できるいい機会となりました。
興味ある方は是非読んで見てください。

NEWS|2007年6月25日

秋冬のイメージⅠ


来期の秋冬のイメージの靴はマウンテンブーツ。一昨年位から何かいいのないかな~と探してて、今年は特に良さそうなのでがっちり展開する事にしました。基本的な秋冬のイメージはブリティッシュトラッドみたいな雰囲気を持って来ようとしてて、足はそのままジョッパーとかサイドゴアでもいいんですけど、なんかボテ感があるほうがトータルとしては楽しそうなので。
展開するのは「Da Vinchi」とこっちはご存知の方も多い「DIMME」両方ともイタリア靴です。「Da Vinchi」はフィレンツェの工房で作られていて、ベジタブルタンニンで仕上げられたバケッタレザーを使用、作りこみがとてもすばらしい。¥55650(税込み)
「DIMME」はこの手のブーツにしてはややシャープ。素材展開はオイルドレザー、スウェード、ポニー、エナメルの4素材。色もエナメルを除いてそれぞれブラック、ブラウンの2色。¥22050~¥33600(税込み)
ブーツはこの他にも展開します。スペインのVELETTO(レディースで有名になりましたが、こちらは元々メンズのファクトリーです。)やスペインのウェスタンブーツの老舗に「Verginia」が別注をかけた「SENDRA」のペコス。他にもチャッカーやミリタリー物のデッドストックまで、結構な量になりました。
足元に関してはこんな感じです。
次回はこれらのブーツに合わせるボトムを紹介したいと思います。

NEWS|2007年6月19日

ADEL


今年のシャツの展開の中で一番ヒットしたシャツ「ADEL」ベルギーのファクトリーブランドで、ラフシモンズ等のデザイナーズブランドのシャツを請け負っている。素材はベルギーリネンで、リネン独特の柔らかい雰囲気を持ちながらシャリ感のある素材感はほんとに雰囲気が良い。一見プルオーバーのシャツに見えながら一番下のループを外せば前開きにもなるし、裾がラウンドで交差したカッティングになっているのでシャツジャケットの雰囲気に近い。一番の特徴というかここがいいな!と思うのは袖付け。やや身幅のあるこの手のシャツにありがちなだらっとした雰囲気が出ないのは、袖の取り付けがインに山型になっていて肩幅はジャスト目。ここがこのシャツの最大のセールスポイントだと思う。全体の柔らかい雰囲気を肩の袖付けだけでかっちり見せんねんもんな~。こういう所に洋服の面白さはあって、ディティールをデザインに変えてしまう。多分究極なのではないでしょうか?洗って頂くとリネン独特のシワ感が出てより雰囲気が増し、襟なんかは手でもんでさらにクシュッとさせる。かっちり目のジャケットにちょっと細めのコットントラウザーを穿いて、インナーにクッシャリしたシャツを着る。足はエスパドリューなんかが良いですね~。最後の入荷で色はブルーのみですが、夏でも着れるしスタイルを作りやすいこのシャツはほんとお勧めです。
こういうシャツを海外で見つけてくるメーカーもたいしたもんや!
ショートパンツとの相性もかなり良しです!自分はショーツは穿きませんが。。。