商品ページでもご紹介しているmon tsuki。初めて展示会でアイテムを見た時の自分の印象は「変わった服やな～」です。それはここ最近の市場があまりにもスタンダードなアイテム、スタイルが多くて、自分の目がそれらになれてしまっていたからでしょう。吊るされたアイテムを1点、1点見ていくと、「変わった服」ではなく「面白い服」だな～と。そして「接客しがいのある服」だな～と。毎回コンセプトやそのシーズンのテーマを各ブランドが設けて、それを自分達にプレゼンするのですが、いまいち伝わりにくい（複雑すぎる）場合も多いし、それをお客さんに僕達が伝えてもいまいちピンとこないのですが、mon tsukiはとてもイメージしやすいし、具体的。（詳しくは商品ページを）クラシカルなモノと、トレンドなモノがMIXされているという表現が自分が思うmon tsukiのイメージなのかは、アイテムを見ながらこの文章を打っていますが、適切ではないような気はします。が、うまい言葉が見つからない。。。
理屈ではなく、「着てみたい服」なのは確かです。

sierra designsをご存知の方は多いでしょうし、実際にお持ちか、もしくは過去に持っていた方も多いと思います。sierraといえば60/40クロス。1968年発表の横糸にコットン、縦糸にナイロンを60：40の比率で組み合わせた布地の事。
コットン100％よりもゴワつかず、ナイロン100％より摩擦に強い、
さらに通気性が高いうえに、雨に濡れるとコットンが膨らんで水の浸入を防げるという効果があり、現代のケミカル素材に較べると、その独特の風合い、ソフトでしなやかな着心地、、、、これらのうんちくは置いておいて、何故sierraなのか？ジャケットスタイルが落ち着いて、今店頭でもハーフコート系か、ショートブルゾン系が共に好評です。もちろん私達の取り扱いブランドのドメス、インポートのデザイナーズブランド物のそれらもいいですが、元々決まりすぎなスタイルが苦手な僕達は、すぐに何処かで外そうとする傾向にあります。今季はウールパンツやスキニーデニム（スキニーは当店での扱いはありません）なんて言われてますが、どちらもタイトなジャケットやタイトなコートにブーツ。。。と考えただけで決まりすぎ！でもBASISやMONTSUKIやEm-brainsのウールパンツは
履きたいし、機能性や生地、歴史。。。も加味してそれらに合う僕達なりの「ハズシアイテム」がsierra designsです！旬なアイテムと老舗のアイテムを組み合わせて、自分なりの気方を楽しみたいものです。ちなみにオープン当初からのHa-Ha apartmentのコンセプト[NEW ONE and OLD ONE]・・[新しいモノと古いモノの融合]