祇園祭☆

京都の夏の風物詩の一つに皆さんご存知の「祇園祭」があります。

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日本三大祭に数えられ、毎年京都府民のみならず他府県や海外からも多くの人が集まります。

祇園祭は最初から最後まで合わせると一ヶ月に及ぶ長~いお祭りですが、四条河原町~四条堀川の大通りと南北の幾筋もの路地が歩行者天国になり、立派な鉾や山車が鎮座し、露店が立ち並ぶ宵宵山、宵山が最高潮に盛り上がります。

街全体に祭の「コンコンチキチン、コンチキチン」とお囃子の音が響き渡り、山鉾の美しい装飾や沢山の提灯の灯りが京都の夜の街を一層美しく彩ってくれます。

そしてその宴が終わると祭のクライマックス、32基の山鉾が京の街を引き回される山鉾巡行です。

 

が、しかし、「祇園祭が終わると梅雨が明ける」と言われるように、毎年祇園祭はもれなく激しい夕立ちや暴風雨に見舞われます。

そもそも、祇園祭は荒ぶる神、素戔嗚尊(スサノオノミコト)を鎮めるお祭と言われているので、祭の最中はおそらく素戔嗚尊の荒れ加減はピークに達しているのでしょう。

今年は台風直撃…。荒れ過ぎですよ、スサノオ兄さん。

 

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今年ももちろん大好きな『月鉾』のチマキをゲットしました。

ちなみにこのチマキは食べられません。

祇園祭の期間だけ販売される厄除けのお守りで、京都の家々の玄関先にこのチマキが下げられています。

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他府県の方で京都にお越しの際は各お家や店先を見るとたいていこの祇園チマキがあるので「ここは長刀鉾だな。」とか「蟷螂山か~。」とか「お、月鉾だね!」と観察されるのもオツかと思いますよ(^^)

 

 

LOVE×2過ぎる織姫&彦星。

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今日は七夕。

残念ながらお天気は雨で私達が天の川を見る事は出来ませんが、雲の上ではお天気は関係ないので「アノ人達」は逢えるのです。

 

東の空にひときわ明るく光る星が「こと座のベガ」=織姫です。

織姫を見つけたら、その右下方向にある星が「わし座のアルタイル」=彦星です。

この二つの星の間(二人の間)に天の川があります。

 

さて、私達が子供の頃からお馴染みの七夕のお話と言えばもちろん一年に一度しか会えない恋人同士の織姫と彦星のあのお話ですよね。

その話をベースに私達は「七夕=ロマンチックな日」としてとらえて、見知らぬ彼らの再会を願ってあげたり、喜んであげたりしてるわけです。

・・・がしかし、実際の所、数十億年の寿命を持つベガとアルタイルからすれば、4~6秒に一度会っている計算になるのだとか。

 

「織姫&彦星会い過ぎ疑惑」に対してのお二人のコメントが気になるところです。。。

雑音。

私は人が好きです。

でも時々その声に傷付いて悲しくなったり、疲れたり、憤ったり、苦しんだりする事があります。

 

そんな時、数年前に行った奈良県の吉野の山の上にある『都祁水訳分神社』(つげみくまりじんじゃ)を思い出します。

 

当時も「雑音」に疲れていたのを覚えています。

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静かに佇む建造は長い長い年月を纏っており、その背後に聳え立つ古木の偉容は歴史の深さを感じさせました。

 

青々と茂る木々、そよぐ風、頭上に広がる青く高い空。。。

 

そして無音。

 

完全な無音。

 

風は感じるのに葉を揺らす音も、鳥の鳴き声も一切聞こえない無音の世界でした。

無い音が鼓膜を圧迫する不思議な感覚。

 

あれだけ気になっていた「音」がまるで初めから存在していなかったのではないかと疑う程。

別の世界、別の時空に迷い込んでしまったよう。

 

今思い出しても、あれは夢だったのではないか?と半信半疑。

もしかしたら「音が消えた」のではなく、私自身が無意識に「音を消した」のではないか?とも思います。

 

そう考えると、悩まされていた『雑音』というのは他でもない自分自身の心の声だったのかもしれません。

だとすると私が水分神社で音が消えたと思った(思い込んだ?)ように自分の中の『雑音』を『快音』に変換していけたら。。。そんな風に思います。

 

 

GW

GW終わりですね。
皆さんいかがお過ごしでしたか?
思いっきり楽しめましたか?

私はこの連休中はずっとお仕事でした。

不満は無いのですが、朝から青空が広がり、通勤のバスの窓から新緑が美し過ぎちゃったりする日はやはりどこかへ行きたい衝動に駆られます。

でもグッとガマン。

そのかわり、仕事の合間にちょっとお散歩したりして気晴らし。

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花のいい香りに足を止めたり、美味しそうな匂いに誘われたり、お祭りのお神輿を担ぐ掛け声を聞いてちょっとウキウキしたり…

散歩タイムを地味~に楽しんだGWでした。

サクラサク。

先日の快晴だった日、いつもは通勤のバスの中からチラ見する程度だった「哲学の道」の桜を見に行きました。

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見事に満開です☆

平日だというのに人、人、人…

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しかも「ここは外国か?!」と思ってしまうくらい外人さんだらけ。
(たぶん日本人より多かった。)

今の時期は私が乗る『銀閣寺道行き』の通勤バスは常に満員。
もしくは全然来ない。

「次のバスにご乗車下さ~い。」

という運転手さんのアナウンスを2~3度聞いて、ようやく乗れるといった具合です。

「ほんと、マジ、勘弁!」

バス停で同じバスに乗ろうとしていたであろう女子の吐き捨てるような大きめの独り言。

心の中で大きく頷く私。

観光シーズンの京都には『バス来ない親睦』というのがあるように思います。
この春もバス停で何度も

「バス来~へんな~!」

「桜咲いたらこれやからかなわんわ~!」

と話しかけてくるおばちゃん達と雑談しながらイライラを緩和。

“バス”がメインの時はイライラしてしまいますが、プチお花見をしてみて思ったのは、やっぱり桜はとっても綺麗だという事。
そして、京都に桜がよく似合うという事。
イコール、バスが混むのは仕方がない!という事。

暫くはおばちゃんとの会話を楽しむことにします☆

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