news|2007年6月19日

ADEL


今年のシャツの展開の中で一番ヒットしたシャツ「ADEL」ベルギーのファクトリーブランドで、ラフシモンズ等のデザイナーズブランドのシャツを請け負っている。素材はベルギーリネンで、リネン独特の柔らかい雰囲気を持ちながらシャリ感のある素材感はほんとに雰囲気が良い。一見プルオーバーのシャツに見えながら一番下のループを外せば前開きにもなるし、裾がラウンドで交差したカッティングになっているのでシャツジャケットの雰囲気に近い。一番の特徴というかここがいいな!と思うのは袖付け。やや身幅のあるこの手のシャツにありがちなだらっとした雰囲気が出ないのは、袖の取り付けがインに山型になっていて肩幅はジャスト目。ここがこのシャツの最大のセールスポイントだと思う。全体の柔らかい雰囲気を肩の袖付けだけでかっちり見せんねんもんな~。こういう所に洋服の面白さはあって、ディティールをデザインに変えてしまう。多分究極なのではないでしょうか?洗って頂くとリネン独特のシワ感が出てより雰囲気が増し、襟なんかは手でもんでさらにクシュッとさせる。かっちり目のジャケットにちょっと細めのコットントラウザーを穿いて、インナーにクッシャリしたシャツを着る。足はエスパドリューなんかが良いですね~。最後の入荷で色はブルーのみですが、夏でも着れるしスタイルを作りやすいこのシャツはほんとお勧めです。
こういうシャツを海外で見つけてくるメーカーもたいしたもんや!
ショートパンツとの相性もかなり良しです!自分はショーツは穿きませんが。。。