カンタ刺繍　タペストリー#2

2019年、私達が旅で集めたパーツを繋げて作るアクセサリー、TWENTY SEVEN NINEのパーツを買いに訪れたインド、ラジャスタン州。

ラジャスタン州はインド西部に位置するインド最大の州であり、その州都は日本人にも馴染みの深いJaipur・ジャイプール。ピンクシティと呼ばれる宝石の街ジャイプールから車、鉄道でパキスタンとの国境の街Jaisalmer・ジャイサルメールへの2週間の旅。

その中間点に位置する青の街と呼ばれるブルーシティJodhpur・ジョードプル。

アニメONE PIECEのアバラスタのモデルとなったこの街は活気に溢れ、ブルーシティの名の通り、見事に街は青に統一された美しい街でした。

昨年から数店舗様で行って頂いたTWENTY SEVEN NINEの販売会や私共のアトリエで、ラグをはじめテーブルランナーやテーブルクロス販売させて頂きました。

その中で私達が商品撮影用にキープしていたパッチワークラグやカンタ刺繍を今回online storeでもご覧頂こうと思います。

偶然入った生地屋で見つけたカンタ刺繍のタペストリーです。

カンタとはカンタとは、白のサリーを再利用し数枚重ねて、家族の幸福と繁栄を祈って作られた刺し子です。

現在ではインドのみならず、芸術作品として世界中で愛用されています。

カンタは大事な嫁入り道具の一つとしても重宝され、こちらのカンタもおそらく結婚の際に母から娘に送られた物かと思われます。

中央に男女の刺繍、動物、蓮の花が刺繍され、蓮の花はヒンドゥー教の神が降りてくる場所とされました。

また、四隅には生命の樹のモチーフが刺繍され、それは繁栄の意味合いがあります。

カラフルな糸で幾重にも枠組みが刺繍されているカンタです。

タペストリーとしてやクロスとして、是非お部屋のインテリアに取り入れてみて下さい。

＊クリーニング済みですが、経年によるシミ、汚れ、破損がございます。

＊古い物ですので、ご理解頂きご購入下さい。

サイズ：86×86

素材：コットン

原産：インド